毎年11月頃に全国のお米食味ランキングが発表されますが、どのような基準で評価されているかわかりますか?
まず米の食味ランキングは「日本穀物検定協会」が1971年産から毎年発表しています。
この食味評価を「産地ブランド」として販売促進に生かすだけに毎年注目が集まるランキングです。
ランクは5段階に分け、白米を「外観、香り、味、粘り、硬さ、総合評価」の6つの項目を基準米と比べて評価されます。(基準米は近畿圏のコシヒカリと日本晴のブレンド米)
試験は、同協会東京本部の職員で食味試験に向けて訓練した!?20人がランク付けするそうです。その結果を受け、東京支部以外の4支部のべ80人の職員が確認し、最終決定されるそうです。
基準米に比べ特に良好なものを「特A」、良好なものを「A」、同等なものを「A'」、やや劣るものを「B」、劣るものを「B'」としてます。
2009年産は、125産地銘柄が試験され、そのうち20産地銘柄が「特A」に選ばれました。

同協会では「ひとめぼれの評価が全般的に高かった」としています。
この評価が生産農家の通信簿ではありません。あくまでも「産地」と大きく括った評価です。
でも「特A」ってうれしいね。
▲ by asano_hayato | 2010-04-21 22:49 | お話