七草粥
お正月に胃腸を酷使した人も、そうでない人も1月7日は七草粥をたべましょう!
セリ、ナズナ、オギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(かぶら)、スズシロ(だいこん)春の七草全部言えるかな!?
お粥が食べられだしたのは稲作文化の始め(弥生時代)に玄米を粥にしたのが始まりのようです。
昔は神前に御供えして、五穀豊穣を祈る神事の後に、新年を無事迎えられたことへの喜びも込めお下がりを頂いたそうです。
中国では元旦から六日までは獣蓄を占い、七日には人を占うとされ、この日は刑を行わずに七菜を食べ無病息災を祈念するとともに、青菜が不足しがちな時期でもありその補充を忘れないために七草粥を食べたとされています。
いずれにしてもお正月のご馳走に疲れた胃腸を休めるにも都合が良く、理屈に適ったものですね。
ついでですが、お粥と雑炊はにていますが、お粥は米から炊いて何も具がはいっていないもので、雑炊は何種類かのかやくが入りご飯を用います。
お粥も雑炊もサラリと粘り気を出さないように、行平(ゆきひら)か厚手の鍋でコトコト気長に炊くのがコツです。お米をつぶさないため、途中でかき回さないこと。
普段の生活でも二日酔いの翌日は朝粥を食べたり、薬食として常用してもいいですね。
by asano_hayato | 2009-01-07 23:18 | お話